次男は耳が好き フェチか?毛布か?~依存と愛着のはざま~
耳が好きなんです。
次男と耳
次男(2歳)は耳が好きです。
眠くなったり、夢中になったり、甘えたくなったりすると耳を触ります。
一応序列があって今のところ
夫の耳>自分の耳>>越えられない壁>>私の耳>長男の耳
という感じです。私の耳の序列が低いのが気になります。
同居している私の母の耳は触りません。選ばれなかった耳の人、それが母です。
序列1位の夫の耳に至っては、触るだけでは飽き足らず頬ずりをし、匂いを嗅ぎ、仕舞いにはかじる始末・・・かじったときはさすがに怒っていました。
眠る時は自分の耳を触ることが多いです。
夫が仕事でいないときは、仕方なく私か長男の耳で我慢します。
耳フェチ?
一番の被害者(?)である夫が、「次男は耳フェチだ」というので、そんな小さいうちからフェチなんだろうか、そもそもフェチとは・・・?
気になったので調べてみました。
フェチ、そう確か語源はフェティシズム。
あるんですって。子供の時期にも。
ただ調べれば調べるほど、想像していたよりも「フェティシズム」は奥(闇?)が深く、なんだか怖くなったのでこれ以上は知らない方がいいなって思いました。
ライナスの毛布?
私はこっちの方が近いんじゃないかと思いました。
有名な話なのでご存知の方も多いかと思いますが一応簡単に説明を。
漫画「ピーナッツ」= スヌーピーが出てくる漫画の登場人物である、「ライナス」という男の子がいつもお気に入りの毛布を持っているところから、「ブランケット症候群」や「タオル依存症」の代名詞として「ライナスの毛布」と言われることがあります。「ライナス症候群」という言い方をすることも。
ウィキペディアだと「安心毛布」という項になっています。→安心毛布 - Wikipedia
ライナス程にいつもいつでも、というわけではありませんが、次男はきっと耳が大好きで触ると安心するのではないかと思うのです。
かく言う私も枕カバーが大好きです。
物心ついたころから枕の端っこで少し余っている枕カバーの角が好きで好きでたまりません。
「ブランケット症候群」同様に洗い立てよりは、自分のにおいがする状態の方が好きです。
かといって無いと不安になる、いつも持っている、ということは無く、眠る時に触って匂いを嗅いで、ほっとする、癒されるという感覚が近いと思います。
更に、どうしても替えが効かない、ということも無く買い替えたら買い替えたでその枕カバーに愛着を持ちます。ただし買い替えの頻度は低いかもしれません。(極力替えたくない)
次男が耳を触るのもこんな感覚なんじゃないかな・・・と思っています。
やめさせるのか?
さて、フェチにしても毛布にしても親としてどのラインまで許容すべきか?という話になります。
とりあえず現状を整理してみます。
- 触るのは家族(一部例外あり)の耳だけ
- ずっと触っているわけではない
- 暴力(引っ張るなど)にはつながっていない
これなら無理にやめさせなくてもいいのではないか、ということになりました。
「依存」というところまでいってしまうとちょっと心配ですが。
3歳くらいまで様子を見て、ひどくなったり、他人に迷惑を掛けるようになったりしたらその時にやめさせようと思います。
長男の時は指しゃぶりがあって、やはりそれも悩んだのですが、3歳までは好きにさせました。ただ歯並びに大分影響が出てきたので、3歳になった時に説得と指を吸っていたら外す、という方法でやめさせました。
5歳になった今、普段はしませんが熟睡しているときに無意識で指を吸っている時がたまにあります。無意識なのでこれはもうどうにもできず、気が付いた時だけ外すようにしています。
次男もそんな感じでいこうかと思います。
まとめ
あくまで個人的な考えなのですが、私は自分が枕カバーに愛着している人間で良かったと思っています。
つらい時、悲しい時、とりあえず枕カバーの角を触っていれば気持ちが落ち着きます。
だれかの手を煩わせることも無く、お金をかけることも無く、手っ取り早く癒される方法を持っている!というのは幸せなことなのではないかと思うのです。
なので息子達にもそのような何かがあるのなら、そのままにしてあげたいと思うのです。
長男、指しゃぶりは歯並びに悪影響だし、修学旅行とかでやっちゃうと周りドン引きだろうから許してあげられないので、代わりに何か見つかるといいね。
次男、自分の耳だけで満足できるようになるといいね。
余談
夫にも聞いてみました。
かなしい時やつらい時、手っ取り早く癒される方法ある?
「・・・酒とたばこかな」
ふーん。
毛布や耳や枕カバーのなんて健全なことか!!