電光石火の逆を行け!!

マイペースに。日々の育児・家事・株・妊活などなど…

「いっぱい買い物をしてお金を増やそうね!」

と、5歳の長男に言われました。

・・・ん?んん?

 

 

お釣りのことでした

最近買い物に行くとカードを出したりお金を出したり、とにかく会計をしたがる長男。勝手に出すとしばらくへそを曲げるのでなるべく長男に出させるように(渡すだけ)しています。基本的には家計はクレジットカード1枚でまとめているのですが、たまにカードが使えないお店では現金を出すことになります。あまり現金に縁のなかった息子も少しずつ「お金」に触る機会が増えてきたわけです。

そこで飛び出した掲題の言葉。

「いっぱいお買い物をしてお金を増やそうね!」

そりゃもうにっこにこで言うんですよ。わたしはへらへら笑いながら「うーん?うん・・・」とか適当に相槌を打って、頭の中で必死で考えました。そして思い至りました。

5歳児にとってお札<硬貨

更に言えば硬貨の価値も解っていないので、108円のものに500円を支払った場合、お釣りが392円。自分が渡した1枚の硬貨(500円玉)は10枚(100円3枚、50円1枚、10円4枚、1円2枚)に増えて返ってきたことに!!

 

 お買い物をしてもお金は増えないんだよ

ということを、どうやって教えたらいいんでしょう。子供に何かを教えるっていうのは本当に難しいですね。幼稚園の先生とか本当に尊敬します。私はこの手の壁にぶち当たるとフリーズしてしまって、どう説明していいのか分からなくなってしまいます。

「増えてないんだ。減ってるんだよ。」の後が続かず固まっていたら、「でも増えたよ?」と長男、私は「いやいやいや、減ってるんだって。」としか言えませんでした。

 

 5歳児の「なんで」は難しい

時計の見方を教える時は「3」がなんで15分なのかとか、ひらがなを教える時は「ゔ」はどうしてあいうえお表に載っていないのかとか、もうお母さん何にも答えられないです。10歳くらいまでは勉強とかも教えてあげられるのかな~とか思っていたけれど、とんでもない。未就学児で挫折しそうです。塾が繁盛するわけだ。

 

まとめ

「当たり前」のことを、「当たり前」と思えるようにしてもらって、そのことさえ「当たり前」と思って生きてきました。

今、親のありがたさを子から教えてもらう日々です。

長男の中の「当たり前」の基準を作っていくのだ!と気負ってしまい固まっていた私に、夫からひとこと。「無理して答えなくてもいいんじゃない?そのうちわかるよ。」・・・ちょっと楽になりました。