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お金について考える2 余剰資金なんてないよ!そこで保険の出番ですよ

「投資をするなら無くなっても困らないお金で!」

・・・そんなものはありません。

そこで我が家の保険の話をします。

くどいようですが、私は専門家でも何でもありません。

ここに書いたことが正解かどうかはわかりませんのでその辺はご了承願います。

 

 

前回書いたこと

家計管理の時お金を縛ることで1円に1円以上の価値を持たせることもできるんだ、というようなことを書きました。

それが投資に似てるよね、だったら家計管理に投資を組み込むこともそんなにハードル高くないよね、うまくやりたいね、というような感じです。

 詳しくはこちら↓↓

itchon.hatenablog.com

 

余剰資金ができるのを待っていたら一生投資なんてできない

と思います。冒頭にも書きましたが、無くなってもいいお金なんてないですから。

お金余ってたらわざわざリスクとる必要もないし。

貧乏暇なし。働け働け!というわけで、お金にも働いてもらうことになります。

我が家の場合は「貯金」がただの「貯金」として居座るなんてことはなかなかできないわけです。

 

初めて投資に使ったお金は自分の葬儀費用

私が初めて投資に使ったお金は「私の葬儀費用」です。

結婚と同時に家を買って、独身時代の自分名義の貯金が100万円位残りました。これを自分の葬式代にすると決めました。もしくは離婚した場合に一時的な生活費として使おう、と。

そう、私は発想が暗い人間です。

このままだと、いつ死ぬかわからない(明日死ぬかもしれない)ので、使ってしまうことはできません。

そこで掛捨ての生命保険に入りました。

私が死んだら200万円もらえます。これが年払いで4700円。(月払いに換算すると392円程度)

これで100万円は投資に使っても大丈夫。4700円は100万円を自由にするためのコストと考えます。

年利0.47%以上で運用できればマイナスにはなりません。高配当の株を買って放置するだけでもプラスになるわけです。

 

保険の掛け金をコストとして考える

保険に入ることで自由になるお金があれば、そのお金でその保険金をカバーするのにどのくらいプラスを出せばいいのか考えます。

「3~6か月分のの生活費を確保できていれば医療保険はいらない」というのを見たことがありませんか?

でもそれだと、3~6か月分の生活費を「貯金」しておくことになります。銀行に預金しても、ご存知の通り利息は微々たるもの・・・年利0.001%で「もしも」に備えて口座に置きっぱなしにしておくことになります。

ならば思い切って掛捨ての医療保険に入ってみます。

その保険料を補填するだけのリターンをその取り置くはずだった生活費で出せればよいわけです。

掛金が高くて、そこまでのリターンが出せそうになかったらそのお金には手を付けずに貯金しておけばいいです。

全部を投資に回す必要はないので、医療保険の掛け金を少なめに抑えて、別途取り置きの預貯金を3か月分、残りの3か月分を投資に回す、とか。

無理にリスクをとる必要はありません。お金は「オールマイティ」ですから、増えはしませんが、「減らない」というのはそれはそれですごいことです。

実際我が家でも、夫の死亡については5つに分けて備えています。

長くなってきたので、項目を分けます。

 

夫の死亡時について

前項で5つに分けて備えている、と書きました。

  1. 生命保険A(死亡時800万円・60歳まで)
  2. 生命保険B(死亡時~60歳まで月々5万円)
  3. 住宅ローンの団信(死亡時ローンがチャラ)
  4. 学資保険(死亡時以降の保険金払込不要)
  5. 預貯金(3か月分の生活費・保険がおりるまでのつなぎ)

なんでこんなことになったか、それはどれがいいのか決められなかったからです。

結婚してから夫の生命保険加入の検討を始めたとき、私は毎日「夫が死んだら・・・夫が死んだら・・・」と考えていました。

夫にも相談して、あんまりにも私が思い詰めていたので夫まで不安になって「俺、死ぬの・・・?」って聞かれました。

そうだよね、やだよねこんな話、というわけでどれかに決めず分散してみました。

分散したことで管理は面倒くさいですが、将来的にお金が貯まったり、子供たちが独立したり、はたまた保険の掛け金どころではなくなったりしたときにも、部分的に解約することが出来ます。

3の掛け金はローンを組んでいる金融機関もちなので、1と2と4の掛け金、5の分の現金の取り分けが出来ていれば、残りは投資に回してもいいお金、ということになります。

 

まとめ

「夫の死亡時について」我が家はサラリーマンなのでこんな感じですが、職種によって全然違うと思います。

以前勤めていた歯科医院の先生は「僕なんて死んじゃった方が家族は裕福で安定した生活ができるんだよ・・・」と言っていたことがありました。

開業医で医院の歯科医師は自分一人、奥さんは専業主婦で子供3人となれば大きな保障が必要でしょうし、その掛金を十分に賄うだけの収入もあったと思われるのでそれはそれで納得です。

サラリーマン家庭の我が家はそこまでの余裕はないので、もし夫が亡くなったら「それなりに苦労はするけれども私が働けば何とか生きていけるかな」という生活をイメージして掛金を決めました。

「貯蓄があれば、保険はいらない」

確かにそうです。でもその「貯蓄」を「運用」にまわすとしたら・・・?

保険の力を借りるのも必要なんじゃないかな、と思って今回は書いてみました。