子育て相談で「北風と太陽」の話!・・・ただし旅人が2人いるんです
先日次男の2歳児検診がありました。
2歳児検診、何するの?
私が住んでいる市はこんな感じでした。
- 身体測定
- 歯にフッ素塗布(希望者のみ)
- 親子遊び
- 育児相談
親子遊びは、みんなで一斉にやりました。
何人かのスタッフの人が周りで様子を見ていたので、特筆すべきことが無いかさりげなくチェックしていたのかなー・・・と。
以前知人の子が、検診の時にずーっと泣いていて何もしなかったら療育を勧められた、と言っていたのでその辺のチェックかと思われます。
育児相談は個別です。
自分からは中々相談に行こうとは思わないので、こういう機会はありがたいですね。
育児相談で話したこと
絶賛イヤイヤ期の次男、相談したいことは山ほどありました。
次男、育てにくい
長男の時は、初めての子だったのでよくわからなかったのですが、次男が生まれて気が付いたことがあります。
よく「育てやすい子」「育てにくい子」って聞きますよね?
いやいや、そう大差はないでしょう?とか思っていたのですが、
あれ、あります!!
我が家の場合は、次男が「育てにくい」というよりは長男が極端に「育てやすい」子だったため、現在次男に非常に手を焼いています。
長男は言葉で伝えれば納得してくれる子だったのですが、次男頑固なんです。
自分がしたくないと思ったら、何が何でもしない。
気に入らないことがあると、外だろうが下がコンクリートだろうがゴロンと転がって唇を尖らせて動きません。
無理に抱えて移動しようとすると絶叫!
長男に積み木で殴り掛かり、叱るとまたゴロン!
「謝りなさい」(次男首を横に振る)「謝りなさいっ!」(次男首を横に・・・)「謝れーっっ!!」(次男首を・・・)
こちらも豊田議員並みにヒートアップしてしまうのですが、絶対に謝りません。
最終手段で隣の部屋に「ごめんねが言えない子はあっちに行っちゃえ!」と言って閉じ込めると、泣き叫びますが「謝るの?」と聞くと首を横に振るのでドアを閉める、というのを繰り返すと20分後くらいにやっと、「・・・めんね。(※ごめんね)」ということが出来ます。
こんなことが週に2、3回あります。
でも基本的に我が子ってかわいいじゃないですか。
できれば怒りたくないし、ご飯残してもお菓子とかデザートとか食べさせてあげたいし、欲しいものは与えてあげたいし・・・。
次男を叱る頻度が異様に高くて、つらいです。
「北風と太陽ですよ」
そう言われました。
たまには折れてあげてもいいんですよ。
怒りすぎたら「お母さん怒りすぎてごめん」と言ってあげてください。
ごはんも時間で区切って残っててもお終い、おやつをあげてもいいんですよ。
ああ、そうですよね。本当にそう。そう思っていました。長男の時は。
旅人(子供)が2人
タイプの違う旅人が2人いるんです。
北風に素直に上着を吹き飛ばされる子(長男)と、北風で上着をギュッと着込む子(次男)。
太陽が降り注ぐと素直に上着を脱ぐ子(長男)と、いかに暑かろうとも脱がないと決めたら決して脱がない子(次男)が・・・!
長男脱ぎすぎ!
次男脱がなすぎ!!
長男はデザート欲しさにがんばって食事を食べ終わります。次男は好きなものしか食べませんがデザートは欲しい。
さあ、どうしますか?
私は次男にデザートをあげたくない、と思います。
嬉しそうにデザートを食べている次男を見るのは好きです。でも長男はデザート欲しさとはいえ、嫌いなものも頑張って食べました。それなのに次男は、好きなものだけを好きなだけ食べて、デザートにありつこうとしています。
ずるい!
長男は思いますよね。私だってそう思います。
自分が長女(弟が1人います)だったせいか、そういうずるさがたまらなくイヤなんです。
魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳
そんな私の話もうんうんと聞いていただいて、「お母さん、一人で出かけられる時間はありますか?」と聞かれました。
一人、または子供たちのうちどちらか片方と過ごす時間が、肩の力を抜く時間になるんだそうです。
2歳というのはそういう時期、時には離れてやり過ごすのも大切だということでした。
長男の時も、次男のそれほどではなかったものの、イヤイヤ期や反抗期らしいものがありました。
4歳になったころ、パタッとそれもおさまって「天使の4歳って本当だわ~」と感動したのを覚えています。
あともう少し次男が大きくなれば、長男と話し合うこともできるようになるでしょうし。
確かに今が一番きつい時期なのかもしれません。
どうにかしないと、ダメなことはちゃんと教えてあげないと、と自分で自分を追いつめている部分はあったのかもしれないなと思いました。
今この時期にしなくても、もう少し成長してからでいいのかもしれません。
まとめ
自宅に着いてから、相談のことを色々ふりかえってみました。
「一人の時間」の話の時に出てきた、「子供のどちらか片方と過ごす」というのは確かに大切だと思いました。
次男を叱る時、長男の目が気になるというのは確かにあります。
「次男ばっかりずるい」と言われるのを、思われるのを避けたいあまりに、次男に対して厳しくなってしまっているところもあるように思います。
私が長男の前で格好つけてしまっているんです、多分。
長男も好き、次男も好き。そこは比べるべくもないけれど、完全に平等に、というのは無理。
わかっている、わかっていたはずなんだけれど。
それに今は夏休み。
幼稚園に行っている時は自然と、次男と2人の時間があったのに、今は3人いつも一緒!!
この辺と、次男のイヤイヤ期爆発が重なったのも今回の悩みにつながったのかもしれません。
あと一週間で幼稚園が始まります。そこでバランスを取り戻せるといいな、と思いました。