山菜?草?山フキ(山ぶき?)を採ってきて食べてみた!
ゴールデンウィークに夫の実家に行きました。
看病のかいあって(?)無事風邪が治って行ってこれましたよー。↓
そして今、次男を経由した風邪は私に回ってきました。あいつめ!!
フキってこれ?思ってたのと違う!
夫は帰省しても特に何もしません。親としゃべるでもなく、どこかに出かけるでもなく、夜お酒を飲んで、朝寝坊して、子供とたわむれ・・・。
私も結婚した当初はどうしようかと戸惑ったのですが、最近は適当に散歩したり姪っ子と遊んだりして過ごします。
今回もそんな感じで過ごしていたら、義父に「フキいる?採りたい?」と聞かれました。
ふき・・・すじーのとおったふーき♪のふき?
ずっと前に煮ものを食べたような・・・?イマイチぴんと来ないまま家のすぐ裏手に生えているとのことで「どれですか~?」と見せてもらいに行きました。
草?草だよね?かえるが雨の時傘にするような感じの草です。
あとでスーパーでも見てみたのですが、私の知っているフキはこの草よりも太くて長いものでした。
この草は「山フキ」というものらしく、野山に自生しているタイプのものだそうです。
多分顔に「草じゃーん」って出てたんでしょうね。義父は「食べれるのが家にあったから味見しておいで、おいしかったら採ればいい」と言ってくれたので、義母に「フキ食べさせてくださーい」とお願いしたら、茶色い佃煮のような状態で出してくれました。
・・・おいしい!
私は山菜が好きです。ちょっと癖があってまさに山菜!の味。
採ります!採らせてください!!と義父に言ってさっきとはうって変わった態度でもりもり摘んできました。
いつもなら他の雑草と一緒に草刈機で刈ってしまうだけだから好きなだけ採っていいって!!0円食堂!
お言葉に甘えてたくさん採らせてもらいました。
採ったフキはこんな感じ。これは根っこも抜けちゃった。ホントは根っこは抜かなくていいです。
葉っぱを落として
まとめて新聞紙でくるみます。
くるんだ状態で新聞ごと水で濡らして、ビニール袋に入れて持ち帰ります。
↑↑↑このやり方も私は全然知らなかったのですが、夫が、あの動かざること山のごとしだった夫が、すっと登場して手際よくやってくれました。
さすが山育ち!ちょっと見直したよ!!
どうやって食べるの?
義母の説明では「米ぬかであく抜きをして、味をつけて煮ればいいよ」と。
米ぬかが無かったので、ワラビの要領で重層を使ってあく抜きをしました。
重曹を振りかけて、熱湯をかけて一晩おきます。ただこの方法だとフキの場合アクが少し残りました。
やっぱり、米ぬかでぐらぐらした方がよさそうです。次回は米ぬかももらってこよう!
普通のフキと違って皮をむいたりはしなくていいです。固くないので。義父の話では「このまま育っていくと夏頃には硬くて食えたもんじゃない」とのことだったので、時期によるのかもしれません。
味はCOOKPADを参考にして濃いめに。
帰りによった道の駅で、義母に食べさせてもらった状態のフキの佃煮みたいなのを見つけたのですが、「きゃらぶき」と書いてあったので、それで検索したら出てきました。
キャラメル色だから「きゃらぶき」なんだそうです。
ちょっとアクが強めのきゃらぶきが出来ました!
ごはんがすすむすすむ!!酒盗ならぬ、飯盗ですねこれ!!
お酒も合います。日本酒のあてには最高ですが、夫は赤ワインが意外と合うと言っていました。
ならば、とチーズとパン粉をかけて焼いてみました。
つまみにする場合はこちらもありですね~。
まとめ
あとから調べたら、フキノトウはこのフキと根っこが同じみたいです。
食べられるところいっぱいなんですね。
つくしの佃煮と味が似ていたので、卵でとじてもおいしいかもしれません。
また来年のゴールデンウィークにも採らせてもらおう!と思いました。
余談
夫にしては珍しく手つきよくフキを包んでくれたので、どうしてそんなに慣れているのか聞いてみました。
「学校で回収していたから」とのこと。
行事で山菜採りがあったのかなー、と思って「山菜とってみんなで食べたりしたの?」と尋ねると、どうもそうではないらしい。
「換金するの。」
色々話を聞いたところ、いわゆる廃品回収とかベルマーク集めのような感じで、学校で山菜を回収して業者に買い取ってもらい、学校の備品を買うのだとか。
逆にベルマーク集めはほとんどやらなかったそうです。人数がいないからあまり集まらないからかな、と言っていました。
それでフキやワラビを新聞でくるんで水で濡らしてビニールに入れて・・・とやっていたので手つきが良かったのですね。なるほど。