電光石火の逆を行け!!

マイペースに。日々の育児・家事・株・妊活などなど…

お金について考える3 学資のこと 子供が生まれて迷ったらとりあえずコレ!

と、私見ですが書いてみます。弱気です。

あくまでも「我が家の場合は」です。

専門家でも何でもない普通の主婦が考えた場合、です。

 

以前の記事の「夫の死亡時について」のところでちょっと学資保険に触れました。

そこのところを掘り下げていきます。

前回の記事↓

itchon.hatenablog.com

 ついでに前々回の記事はこちらです↓

itchon.hatenablog.com

 

 

子供ができた!学資貯めなきゃ・・・どうやって?

まず貯金と保険です。

学資を貯める方法、貯金・保険・投資・・・とりあえず考え付くのはこの3つ。

家庭環境や予定進路によっても必要な金額が変わってきます。

突き詰めて考え始めるとすごく時間が掛かります。

うーん、うーんとやっている間に貴重な時間がどんどん流れていきます。

なのでまず!考えるのは後回しにしてでもやっておくといいのが貯金保険

  • 貯金・・・児童手当を全部プールします。
  • 保険・・・x3でも無理なく払える(=3人産んでも大丈夫な)掛金で、払戻率が100%を超える(=元本を割らない)保険に入ります。

 

それぞれ詳しく書きますね。

 

貯金→投資

教育資金、貯金だけでは貯めきれないから投資をしよう!と思ってもまずは元手になるお金が無ければ投資はできません。

なので最初は貯めるだけで大丈夫です。

妊娠中に投資を一から勉強するのもありですが、赤ちゃんを迎える準備とか、産後は産後で忙しくなりますので、とりあえず児童手当を丸々手付かずでプールして置ける口座を用意しましょう。

それで半年~1年は放置しておいても大丈夫です。

産後体調が落ち着いてきたら、そのまま貯金でいくのか、はたまた投資にまわすのかゆっくり考えればいいです。

 

2018年7月現在で、児童手当は児童が3歳未満の場合は月額15,000円、3歳~15歳は10,000円、その他第三子の場合・・・とかいろいろありますが、こんな感じです。(所得制限有)

これを全部貯金すると約180万円になります。

 

先々ジュニアNISA口座を作る可能性を考えて、証券口座と連携の取りやすい金融機関の口座を開くのもオススメです。

 

貯めた児童手当をどうする?

 我が家の場合、最初の頃は個人向け国債・変動10年を購入していました。

初めて郵便局で国債を買った時の面倒くささと言ったら・・・!

たくさん書類を書いて、たくさん説明されて、なぜか学資保険の説明までされて、担当者が入れ替わって・・・、赤ちゃん連れで行ったのでそれはもう大変でした。

その後も2回目、3回目と買いに行ったのですが、そのたびに書類・書類。

たまりかねて証券会社に口座を開いてそちらで国債を買うようにしたら、ものの5分で作業終了。

最初からそうすればよかった。なんか初めてだから郵便局とかの方がいいのかな~って思っちゃったんですよね。失敗。

 

でも国債も、預貯金よりはマシとはいえ、マイナス金利の影響で思った程増えそうにありませんでした。

結局今はジュニアNISAの口座を開き、そちらで株を買っています。

自分の口座よりは慎重に、なるべく大きな企業で、配当金が多い会社を中心に銘柄を選ぶようには気を付けています。

株はリスクが高いのであまりお勧めしませんが、現在はとにかく金利が低いので、何とか増やそうと思うと何らかに投資することになると思います。

その点国債はリスクが低いので(リターンも少ないですが)、株よりは手堅いと思います。

国債を買う時はネット証券をお勧めします。

赤ちゃん連れで対面は正直キツい・・・。

 

保険は保険

保険は貯金でもないし投資でもないです。

貯金の代わりに保険、投資の代わりに保険・・・過去の保険は利率が良く、そんな風に考えても大丈夫だった時期もあったようです。

でも今は違います。

条件や商品、特約を吟味しないと、元本割れを起こすこともあります。

 

じゃあなぜ保険に入るのか?

もしもの場合に備えるためです。

当たり前と言えば当たり前のことですが、色々な保険を検討していると、だんだんこの当たり前のことが分からなくなってきます。

お金を増やすため、と考えるのなら学資保険はお勧めしません。

大して増えないからです。

学資保険は生命保険の一部ととらえます。

お金が十分にある人や、すでに巨額の生命保険に加入済みの人には必要ないものだと思います。

 

すべてを学資保険で備えようとするのもリスクがあります。

保険会社も会社ですから倒産する可能性はあります。

その場合救済措置はありますが、保険金の減額や契約内容が変更されることもあります。

1つの会社に、大切な子供のためのお金を、約18年(生まれてすぐ加入した場合)預けっぱなしにする・・・。

これにはちょっと抵抗を感じます。

 

それでも我が家が学資保険に加入した理由はこれだけです。

夫が死んでしまった時に残りの期間の掛け金を支払わなくても満期金が受け取れる。

第一子が生まれた頃、生命保険は生命保険で掛捨ての物にすでに加入済みでした。

掛捨てなので貯蓄の代わりにはなりません。

 

学資保険の代わりに貯蓄型の生命保険に入る、という方法もあるようですが、私は保険に詳しくないので、途中まで調べて意味が解らなくなってやめました。

満期の時期を子供の進学の時期に合わせたり、はたまたその頃に解約手続きをしたり・・・それが苦にならない方は良いのですが、私はそれがとても面倒くさいと感じました。

あとでもっと興味がわいて理解出来たら追加で入ればいい、と思いました。

 

なので最初は最低限の額(我が家の場合は月あたり5200円)で学資保険に加入しました。高校を卒業するころには120万円受け取れるそうです。すこーしですが払った分より多く貰えるようになっています。

掛金は年払いにしていますが、その分は月々自動的に給与口座から保険支払用の口座へ送金するようにしてあります。

 

まとめ

とりあえず子供が生まれるまで無かった収入=児童手当と、月当たり5200円を支払うことで、中学卒業頃までに180万円と、高校卒業頃までに120万円、合計300万円準備することが出来ます。

大学に進学した場合、これでは全然足りませんが、出産をひかえ「さあ、学資について考えなくては」となって、何をすればいいか分からない、調べれば調べるほど不安になる、という状況に陥ってしまった場合は、とりあえずこれだけやってみてください。

あとは産んで、落ち着いてから考えても十分間に合います。

特に児童手当の貯金は大事です。最初から無かった収入、と考えて全貯金。

以前の記事でも書きましたが、お金はオールマイティーなので後からどうにでも縛ることが出来ます。

それをした上で、学資保険や生命保険に魅力を感じるようなら、検討してみてください。