夏だ!プールだ!!絶対忘れたくない○○!
あ、パンツです。
起
毎日暑いので長男次男を連れてプールに行きます。
次男がまだオムツなのでオムツさんOKな隣町のプールまで、車で20分位でしょうか。
今日も今日とて子供たちの着替えやタオルを準備して、自分も水着にサーフパンツとTシャツを上から着て出掛けたのですが・・・。
散々遊んでさて帰るか、と更衣室で長男次男を着替えさせ、自分も着替えようとした時に気が付きました。
パンツが無い!(私の)
承
いやいやいやいや、待て待て待て・・・。準備をした覚えはある。
どこかに入れたはずだ。
ロッカーは鍵がかかるタイプなので、誰かが間違える、ということは考え難く、絶対どこかにあるはずだ、と思いました。
が、そもそも荷物もそんなに多くなかったので、3分後には「こりゃ、忘れてきたね」という結論に。
声が大きい子供たちに悟られるわけにはいかないので、さりげなくパンツ無しの着替えを済ませました。
そう、ノーパンでリラコです。
今はなき大蔵省も大喜び(?)だわ!!
どうせ車に乗ってあとは家に帰るだけだし、と思ったのですが、考えていた以上に落ち着かなかったです。
あんな小さな布切れ1枚に、こんなにも、こんなにも依存していたなんて。
車を運転し始めるも、もし今私が事故を起こして意識不明の重体とかになったら、救急隊員の人にも、ドクターにも、ナースにも「なんでこの人パンツはいてないんだろう?」って思われてしまうかもしれない、それで夫が家でパンツを見つけて「あいつ、パンツ忘れてったのか・・・」って思うかもしれない・・・、なんて考えてしまって。
いやだ!恥ずかしい!!絶対に事故なんて起こせない!今だけは!!!
こんな背水の陣なドライブは生まれて初めてでした。
転
10分ほど運転した時に、ふと気が付きました。
なんだか、開放感がある。悪くない。パンツないのも悪くない。
考えてみれば、日本人がパンツをはくなんてここ100年くらいのものでしょう?
もっと昔をさかのぼれば、原始時代とかパンツなんて絶対はいていなかったはず。
生まれた時はみんな裸だしね。
そうそう、はいている方が不自然なんだよ、パンツなんてさ。
結
そんなことを考えながら更に10分運転し、自宅に到着しました。
着いて一番最初にしたことは、眠っている長男次男を車から降ろすことよりも、水着を洗濯するよりも、パンツをはくことでした。光のスピードで。
ちょっと自分をごまかしたりしてみたけれど、やっぱりパンツがないのは不安です。
大切な何かを忘れてしまったような・・・、まぁ大切なパンツを忘れているから当然なんですが。
ただ、パンツがあってボトムスを忘れるパターンよりはマシかな、と思いました。
さすがにパンツで外は歩けないから・・・。
なのでプールに行くとき忘れてはいけないものランキングがあるとしたら、パンツは1位ではありません。
1位ではないけれど大事、パンツ大事です!!
まとめ
あとで落ち着いてからパンツの歴史を紐解いてみました。
日本の女性がパンツをはき始めたのは鹿鳴館時代。
その頃はまだ一部の上流階級の女性がドレスを着る時にはいたくらいで、広く一般の女性に浸透、というと、終戦後だそうです。
私の曾祖母は腰巻のみだったというし、意外と日本でのパンツの歴史は浅いです。
でも冷蔵庫や洗濯機、パソコン、スマートフォンなどと一緒で一旦「有る」生活をしてしまうと、無い状態など考えられなくなってしまいますよね。
今後はパンツを忘れないように気を付けようと思いました。