子供のたまたまが行方不明なんです!病院?何科?
次男(2歳)の睾丸のお話です。
消えた睾丸
先日オムツのサイズをLからビッグに変えたら、普段当たらない太腿の内側にオムツが当たったらしく、久しぶりにオムツかぶれになりました。
最初、オムツかぶれと思わず、お風呂の時に体にシャワーをかけたら、かなり腰が引けた状態で体をガタガタ震わせてひゃーんと変な泣き方をしたので、これはちんちん辺りで何かあったかと思い、風呂上がりに様子を見てみました。
その時内モモにオムツかぶれを発見し、痛みの原因はどうもそれっぽかったので、薬をぬったのですが、それは別としてちんちんや袋のあたりがギューッと縮こまって、色もなんだかうっ血したような感じになっています。
それから、どうもたまたま(睾丸)が一つしかないような・・・?
最後にその存在を確認したのは確か1歳半検診の時。
もう半年以上前です。
普段はそんなにまじまじ見ることも無いのでいつからなのかは分かりませんが、ぷにぷに押してみてもどうしても一つしか見つけられません。
次男も嫌がるのであまりしつこく探すのもと思って、とりあえずオムツをして服を着せました。
その前にお風呂で痛がったのもあったのでやっぱり気になって検索、検索。
「精巣捻転」とか出てきて、その場合は早く処置しないと色々大変なことになるようです。
「24時間以内に手術」「壊死」そんな言葉が出てきたので、すごく不安になってしまいました。
帰宅した夫に相談して、触ってみてもらうと「んー・・・よくわからないけど、あるんじゃない?(オムツかぶれの)痛みで縮んでるだけだよ。よくあるよくある。」
なんという適当さ!
一旦は信用したものの、夫の適当さには何度も煮え湯を飲まされているので、今度は母に相談、触ってみてもらいました。
「・・・無いような気がする!」
やっぱり?!無いよね!!
「#8000」に電話
子供医療電話相談の番号です。夜間・休日で病院の受診を迷った時に相談に乗ってくれます。
「#8000」だとなぜか上手くかからないので、私は一般回線の方にかけました。
(都道府県別一般回線番号一覧→子ども医療電話相談事業(#8000)について |厚生労働省)
何度かお世話になっていますが、本当にありがたいです。
さて電話がつながり、状況を説明。
「たま」「ちんちん」「袋」って言えばいいのか「睾丸」「陰茎」「陰嚢」(←こんなの保健体育以外で見たことないし口に出したこともほぼ無いわ・・・)って言えばいいのか、そんなことで妙に緊張してしまってしどろもどろになりながらも何とか状況を伝えることが出来ました。
受診する基準は?何科に行く?
次男の場合は、
- お風呂の時以外は激しく痛がらなかったこと
- 食事をとれていること
- 元気であること
以上から、
- 救急で受診する必要はありません(←専門医もいないため)
- 精巣捻転だとご飯も食べられないくらい激痛が続くのでそちらはあまり心配しなくてもよいですが、睾丸が無いのは心配なので、通常の診察時間に泌尿器科を受診してみてください
というアドバイスをいただきました。
子供だから小児科かなと思っていたので、確認したのですが、「泌尿器科に」と言われました。
初めての泌尿器科
翌日の午前中、夫の仕事が午後からだったので私・夫・次男で病院へ。
自分や夫も含め我が家の面々の中でも、泌尿器科にかかったのは次男が初めてです。
いくつか診療科がある中規模の病院にかかることにしました。
はしゃぎまわること必須の次男は夫と駐車場で待っていてもらうことにして、
私だけ受付に向かいます。
総合受付にはすっごく若くてすっごく美人なお姉さんが・・・!
「どうされましたー?」
言うの?ここで??あなたに???#8000の時と一緒です。
「えーと・・・袋の中にたま・・・睾丸?が無いみたいな?・・・気のせいかもしれないんですけど・・・」←最高に挙動不審なうえにしどろもどろです。
凍り付くお姉さんの表情・・・そう!私主語を忘れていました!!
「あ!息子です!!2歳の男の子で泌尿器科を受診させたくて・・・!」
やっと伝わりました。あの時のお姉さんの凍てついた視線はしばらくトラウマになりそうです。
問診票を記入して、診療科前の待合スペースで夫・次男と合流。
小児科は無い病院なのでその場には子供は次男一人でした。
そして見事に男性のみ。なんとも居づらい空間。夫に付き添ってもらってよかったです。
私は過去に膀胱炎や尿道炎になったこともあるのですが、その時は内科で済んでしまったし、女性はなかなか泌尿器科にはかからないのかもしれません。
診察
尿検査はオムツがとれていないため免除で診察室へ。
先生は男性でした。
説明も3度目だったので何とかスムーズに伝えることが出来ました。
まず触診。
次男意外にもおとなしく診療台の上に横になっています。
「千と千尋の神隠し」に出てきたイモリの黒焼きみたいなかんじで、足も手もパカンと開いてジーっとしていました。
右の睾丸はすぐに確認できました。
そして左。
先生は「んー・・・、うんうん、あるある、あるけど・・・」
なかなか右のようにポコっと表面に見えません。
次にエコー。
右の睾丸確認後、問題の左へ。
先生には確認できているようですが、エコーにはなかなかうまく写りません。
先生が一旦エコーを置いて、両手で2~3分ごにょごにょすると・・・。
出てきました!肉眼でも袋の中に左の睾丸があるのが確認できました。
その後エコーでも見せてくれました。あったー!!
結果
- 左の睾丸は肉の中に埋もれていた。
- 大きさの左右差も無い。
- この年齢でここまで睾丸が下りてこられるのなら大丈夫。戻ってしまう、ということは無い。
- ギューッと縮こまって色が悪かったのはオムツかぶれの痛みからと思われる
小さいうちはたまにあるんだそうです。
あまりにもずっと埋もれていて心配なようならまた受診してください、とのことでした。
「左右差が無い」というのをしきりに口にされていたので、逆に差があると問題なのかなーと思いました。
あんなに縮むものなの?!という位(黒紫色で半分くらいのサイズまで縮んでました)ギューッとなっていたのも男性に言わせると「よくある」ことなんだそうで、夫が正解だったようです。
総じて異常無し!ということで一安心でした。
まとめ
小児科ではなかなかここまで細かくは見てもらったことが無かったので、泌尿器科にかかってよかったです。
今回はオムツかぶれも重なったせいで痛みが出て気が付きましたが、今までもちょこちょこ肉に埋もれたり出てきたりしていたのかもしれません。
時々は気にしてみるようにしないといけないなあと思いました。